オウム真理教(アレフ)に洗脳されかけて気づいた最強洗脳テクニックについて解説

 

僕の個人ブログ「オガビジョン」を見ている方なら、ご存じかもしれませんが、実はアレフ(旧オウム真理教)の覆面ヨガ教室に引っ掛かった経験があります。

【前編】オウムに洗脳されかけました!アレフの覆面ヨガ教室で体験したことを全て暴露します!

 

その記憶は封印しようと思っていたのですが、冷静に考えると実に巧みな洗脳システムが出来上がっていたので、ビジネスに置き換えて分析してみたら、読者のお役に立てるかなと思いました

 

そこで、僕が実際に経験した洗脳手法を具体的に解説していきたいと思います。これからのビジネスに参考になれば嬉しく思います。

 

そもそも“洗脳”とはなにか?

 

“洗脳”という言葉を聞くとネガティブなイメージが湧いてきますよね…僕もそうです。少なくとも、ポジティブなイメージを持つ人はあまりいないと思います。では、そもそも洗脳とは一体何なのか?

 

辞書で調べると「強制力を用いて思想や主義を根底から変えさせること」と出てきます。つまり無理やり別の人格に変えられること。そのようなイメージになるわけです。そりゃ怖いですよね。

 

でも「人ってそんなに簡単に洗脳させられるものなの?」と感じますよね。僕もそう思っていました。まさか自分が洗脳されるなんて、全く警戒していませんでしたから。ただ、洗脳されかけて気づいたのは「人って意外と洗脳されやすいんだな」ということです。

 

洗脳のプロの手にかかれば、疑うことを知らない人は洗脳されたことにも気づかずにドップリと思想を変えられていくでしょう。そうなると、自力で抜け出すのは極めて困難になります。

 

オウムの脱洗脳を行った脳科学者の苫米地博士も「洗脳されている人は洗脳されていることに気づいていない」と言っています。つまり、思想や主義が根底から変わっているので、それがあたり前になっているということですね。こわっ。

 

では、オウム(アレフ)が行った最強洗脳テクニックについて具体的に解説していきますね。

 

オウム真理教(アレフ)が行った最強洗脳テクニック

 

洗脳テクニック1:絶対的な指針を示す

 

まず、アレフが行っている覆面ヨガ教室では、根底になる考え方があります。ヨガの“経典”に則った宗教的な考え方です。この経典に書かれている内容がベースとなっていて、カルマの法則(因果の法則)、宇宙の仕組み、チャクラ、功徳、六道輪廻、絶対神シヴァなどの話をされます。

 

それらがこの世の中の仕組みであり、絶対的な法則であると。誰もこの絶対的なルールから、逃れることはできないと。普通に生きていると悪いカルマを積んでしまうので、来世は今よりも苦しい世界に堕ちてしまうと。本当の意味で幸福を手に入れるためには、真理を実践してニルヴァーナ(極楽浄土のような世界)に到達しなければいけないと。ゆえに真理を実践していかなければ、幸せになることはできないのだと。

 

このように覆面ヨガ教室では、行動するにあたっての“絶対的な指針”を示されます。この指針に沿って生きていけば間違いないと、すり込まれていくわけですね。これはビジネスで使うと、非常に強力な手法です。

 

例えば、情報ビジネスでも

「せどりが一番です。なぜなら…」

「アフィリエイトが最高です。理由は…」

「FXが最強ですよ。なぜかと言うと…」

 

このように、いかに販売するビジネス手法が優れているのか言い切ってきますよね。そのような光景が至る所で繰り広げられています。これは覆面ヨガ教室に置き換えると“絶対的な指針”を提示しているわけですね。「これさえやっていけば間違いない」と。

 

僕が昔取り組んでいたネットワークビジネスでは、その傾向が強かったと思います。「うちの会社が一番」「他のビジネスではダメ」など、所属している会社の絶対性やネットワークビジネスの凄さを教育されます。

 

ネットワークビジネスを宗教と言うつもりはありませんが、教育の仕方に近いものを感じることはあります。自分が行っていることを一番だと強烈に信じ込んでいくわけですから。

 

洗脳テクニック2:優越感・特別感を持たせる

 

アレフの覆面ヨガ教室では、上手に“優越感”を持たせてきます

 

「オガワさんは素晴らしい功徳を持っている」

「たくさん生徒さんを受け持っていますが、その中でもオガワさんは素質がある」

「オガワさんのような人が真理を実践すべきだ」

 

このように言われます。ずいぶん時間も経っているので若干ニュアンスは違うかもしれませんが、これらは本当に言われた言葉です。こんな風に言われると、良い気分になってしまうんですよね。「自分は向いているんだ!」と。これは、行動するための動機づけとしては、かなり強力なものです。

 

基本的に人は、できると思うことでなければチャレンジしません。「私にはできない」「私には向いていない」と思うことをチャレンジする人はほとんどいませんよね。「自分にもできる!」と思うから、積極的にチャレンジしようと思うわけです。

 

覆面ヨガ教室では、優越感を持たせることによって「自分は向いているんだ」という自己肯定感を上げています。自己肯定感が上がると、当然行動しやすくなりますよね。そして、この“優越感を持たせる”というのはビジネスでも活用できるものです。

 

あなただけ特別

あなただからできる

あなたには素晴らしい資質がある

 

このように優越感を持たせて、サービスを購入する方向に誘導しているわけですね。すると、見込み客が自発的に「やってみたい」という気持ちになるので、どんどん行動しやすくなっていきます。広告などでも似たような謳い文句を見たことはないですかね?

 

洗脳テクニック3:行動しないデメリットを強烈にすり込む

 

そしてここからは、かなり強力な手法に入っていきます。覆面ヨガ教室では、行動しないデメリットについても強烈にすり込みが行われます。どういうことかと言うと「ヨガ(真理)の実践をしなければ地獄に落ちる」というすり込みですね。

 

この記事だけを見ている方には「そんなことを本気で信じたの?」と思われそうですが、本気で信じました。覆面ヨガ教室のI先生の説得力も関係していたと思いますが、行動しないデメリットがすり込まれると、極めて強烈なインパクトがあります。正直「このままではヤバい」と恐怖心すら出てきます

 

これをビジネスに置き換えると「今買わないと二度と手に入らない」「これを買わないとあなたの悩みは一生解決されない。それどころかもっとヒドくなっていく」「これ以上の商品はないから、今買わないと将来的に大きな損失になる」。このように行動しないデメリットを強烈にすり込むことで「なんとかしなければ!」という気持ちになっていくのです。

 

洗脳テクニック4:行動するメリットを伝える&設定したゴールへ誘導する

 

行動しないデメリットをすり込んだ後は、行動するメリットに誘導してきます

 

「真理を実践すると幸せになれる」

「現世願望も叶いやすくなる」

 

 

という風に展開していくわけですね。さらに行動するメリットを伝えると同時に、未来に対しての“ゴール設定”も行われていきます。

 

「死後より高い世界へ行ける」

「高い世界は人間界とは比べものにならないくらい幸せな世界」

「だから今から真理を実践して今より高い世界に転生した方がいい」

 

このように向かっていくゴールを明確にしていくわけですね。すると、未来に対して明るいイメージが持てるようになります。行動するメリットとゴールに到達したイメージを何度もすり込まれるうちに「そんなに素晴らしい世界が待っているなら、真理を実践した方がいいんだな」と思えてくるのです

 

どんどん行動する方に誘導されていくので、そこに逃げ込むような感じになっていきます。すると「もうこれしかない!」という思考になっていき「真理を実践する」の一択になっていくのです。本当にすごい誘導方法だと思います。

 

洗脳テクニック5:「No」を的確に潰していく

 

覆面ヨガ教室のI先生は、10数回の講義の中で“やらない理由”を実に的確に潰していました

 

「お金がないなら真理を実践することで豊かになる」

「人間関係の悩みも真理を実践すると解消される」

「仕事が大変でも真理を実践するとより良い環境にいける」

 

など。相手が断り文句にしそうな「No」を事前に潰しているんですね。ですから、10数回の覆面ヨガ教室に通い、何も知らずにいきなりクロージングをかけられた人は、その場で断るための「No」が思いつかないと思います。事前に散々「No」を潰されているわけですからね。用意周到ですわ、ほんとに。

 

洗脳テクニック6:人間関係を築いて良い雰囲気づくりをしている

 

僕は、覆面ヨガ教室に10数回通いました。その時は僕以外の参加者も何人かいて、ヨガ教室が終わった後に、少し話をする機会もありました。覆面ヨガ教室に来ている人は、基本的にみんな良い人なんですよ。話をしている感じでは「明るくて優しい」という印象を受けます。

 

正直、今でも覆面ヨガ教室に参加していた人達を嫌いになれません。まぁ、連絡先も知りませんし、もう会うことはないと思いますけど。でも、普通に良い人達だったと感じました。しかし振り返って考えると、これも勧誘の成功率を上げる要因の一つになっていたなと感じます。

 

洗脳テクニック7:絶対的な自信によって説得する

 

最終的に「アレフの覆面ヨガ教室」だとカミングアウトする際には、I先生は絶対的な自信によって説得してきます。「オガワさん、一緒に真理の道を歩みませんか?」と。

 

こちらが断わると「オガワさんが決めることだから無理強いはできない」と言うのですが、5分おきにクロージングをかけてきます。「オガワさん、今のチャンスを逃すともう真理を実践する機会はないかもしれませんよ」「この奇跡的なチャンスを掴んで真理を実践しましょう」と。

 

クロージングをかけているI先生からは、凄まじいパワーを感じます。メンタル的に弱っている人だと、この強力なクロージングによって断りきれないと思います。本当に凄まじい説得力でした。あれほどの説得力が出るのは、アレフに対して絶対的な確信を持っているからだと思います。

 

そして心の底から相手のためになると信じているので、攻めの姿勢をゆるめません。「必ずYesと言わせる」という気持ちが伝わってきます。僕はこの経験から、正しいことであれ間違っていることであれ、心の底から確信していることには、驚くほどの説得力が出るのだと感じました。

 

これをビジネスに活かすのであれば「確信していることを伝える」ということですね。決して嘘をついたり、思っていないことを言ってはいけません。そういうのは、相手にも伝わるものです。「なんか信用できないな」と。

 

逆に確信が深ければ深いほど「この人の言っている通りなのかもしれない」と感じるものです。どんなことにも当てはまりますが「自信」や「確信」は本当に重要なのだと思いました。

 

洗脳テクニック8:第三者の力を使ってエンロールする(巻き込む)

 

覆面ヨガ教室でアレフだとカミングアウトされた時、僕の他にも“紹介者”と“女性参加者”がいました。僕がI先生のクロージングを断り続け、結局I先生は「オガワさんは観念しないから」と言って帰っていきました。

 

すると、一緒に参加していた女性が「オガワさーん!!なんでやらないの!?」と、すぐさまツッコんできました。それから紹介者と女性参加者に、別の切り口からクロージングをかけられていきました。

 

「あー、こんな感じで他の人の力も使ってクロージングをかけるんだ」

 

10数回も覆面ヨガ教室に通うと、他の参加者とも話をするので多少仲良くなっています。何度か顔を合わせる人もいました。そして、その仲良くなった人がカミングアウト&クロージングのヨガ教室に参加しているんですよね(僕の時だけかもしれませんが)。人間関係でメンタル的な縛りを入れてくるので、断わりにくさ倍増ですよ。

 

実によくできた勧誘システムだと思いました。僕はたまたま事前に覆面ヨガ教室だということに気づけたので、心の準備をしてクロージングに臨めましたけど。そうでなければ、巻き込まれてしまうだろうなと感じましたね。

 

洗脳テクニック9:情報遮断してくる

 

そして、覆面ヨガ教室では「インターネットの情報は嘘ばかり」と言って情報遮断してきます。他の情報に触れさせず、客観性を持たせないようにして、選択肢を奪っていきます。

 

「顔も知らない人が書いていることを信じるんですか?」

「その顔も知らない人と私達だったら、どちらがオガワさんのためを思って話をしていると思いますか?当然、私達ですよね」

 

という感じで、インターネットの情報を信じていることを責めてきます。もうネットの情報を信じているやつはバカだと言わんばかりの勢いです。「こっちがこれだけあなたのことを心配しているのに、何でどこの誰かも分からない人の話を信じるのか?」と。

 

言われた人しかピンとこないと思いますが「あれ、なんか申し訳ないことをしたかな」という気持ちになるんですよね。I先生の説得力、ほんとに半端なかったな…

 

アレフの最強洗脳テクニックを簡単に言うと…

 

では、アレフの最強洗脳テクニックを簡単にまとめていくと、

1. 絶対的な指針を示す

2. 優越感・特別感を持たせる

3. 行動しないデメリットを強烈にすり込む

4.行動するメリットを伝える&設定したゴールへ誘導する

5.「No」を的確に潰していく

6.人間関係を築いて良い雰囲気づくりをしている

7.絶対的な自信と迫力で説得する

8.第三者の力を使ってエンロールする(巻き込む)

9.情報遮断してくる

このようになっています。これらの要素が相乗効果によって、より威力を発揮しているイメージです。ほんと、僕が経験した中で最強の洗脳テクニックだと思います。

 

まとめ

 

いかがでしたか?これらは、僕がアレフ(旧オウム真理教)の覆面ヨガ教室で、実際に体験した勧誘プロセスです。ただ、仕掛けているアレフ側は、ここまで考えて勧誘していたかは不明です。無意識に行っているにしても、客観的に見ると非常に強力な洗脳プロセスだということが分かります。

 

ビジネスに置き換えても、拡大している会社はこのような心理誘導を上手に行っていますよね。知っていても、いざ仕掛けられると気がつけば勧誘されていることもありますので、ぜひ気をつけて頂きたいと思います。

 

真っ当にビジネスをしている方が、上手に組み込むのであれば効果的な方法だと思いますので、参考になると嬉しいです。悪用は厳禁ですよ!


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